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『フード・インク』私たちは普段食べているものを知らなさすぎる!食の真実と危険性

Amazonプライムで『フード・インク』というドキュメンタリーを観た。

 

この映画の内容はなんとなーく知ってたんだけど、これを観たらお肉が一切食べられなくなりそうで…観るのを躊躇していた。

 

でも最近、Amazonプライムで映画やドラマを観るたびにフード・インクが目が入り、これは観ろってことかな?と思い、ようやく観た。

フード・インク

感想は…観て良かった。
もっと早く観ておけば良かった。

 

私たちは普段食べているお肉がどのように育てられ、どのように管理され、どのように処理されているかを知らない。
お肉と言えばスーパーに並んだ既に処理されたお肉だったり、ファストフードやレストランで既に調理されたものばかり。
そのお肉がどんな過程を得てスーパーやレストランで出されているのかを知らず、美味しい美味しいと食べている。

 

牛はもともと草食動物だから草を食べて生きている。
でも食肉用の牛は、コーンを飼料として与えられている。
コーンは大量生産が出来て管理がとても楽だからだ。

 

でも牛はもともと草を食べる動物なので、牛の胃はコーンを消化できるように作られていない。
コーンを消化できない牛の胃は、本来食べることのないコーンのせいで大腸菌が発生する。

 

O-157が発生したのも、このせいだ。
このことを知っている人はどれだけいるのだろう?

 

アメリカではハンバーガーを食べた少年がその12日後に出血性大腸で亡くなったという事例があるらしい。もちろん、原因はハンバーガーが作られた過程になる。
多分、「何か」を食べて命を失った人は世界中に多くいるのだろう。

 

スーパーに毎日当たり前のようにお肉が並んでいるということは、そのお肉は大量生産されているということ。

 

つまり、そのお肉は効率良く大量に生産が出来るように不自然に作られているということ。

 

フード・インクはアメリカのドキュメンタリーなので日本が同じかどうかは分からないけど、多分似たようなものだと思う。

 

牛は本来食べないコーンを与えられ、
糞まみれの牛舎で不衛生に育てられ、
どんな病気にかかっているかも分からない状態で加工される。

 

鶏は本来ヒナから鶏に育つまでに3ヶ月程度かかるけれど、
食肉用のヒナは2ヶ月で、しかも自然に育ったヒナよりも大きく育つ。
内臓が肥大して自分の体重を支えることが出来ず、2、3歩歩くだけで倒れてしまうのだとか。

 

そんな不自然に育てられた不健康な牛や鶏を、私たちは普通に食べているのは、信じられない事実だ。信じられないというか、信じたくない事実。

 

安い食品には理由がある。
安いということは、それだけ大量生産ができるということ。
大量生産ができるということは、それだけ手間暇がかかっていないこと。

 

手間暇をかけて非効率に作られている食品は、それだけ安全性が高く品質も良い。
スーパーで売られている同じ食品なのに2倍も3倍も高い商品は、それだけ手間暇かけて丁寧に作られたものなんだろう。

 

食事制限を始めてからは食材選びには気を遣っていたんだけど、やっぱりあまりにも高い商品は敬遠していたので、今後は値段関係なく良さそう商品を選ぼうと思った。

 

食べものって唯一、私たちの体の中に直接入るもの。
だからこそ体に取り入れるものはちゃんと選びたい。

 

食関係の作品は他にもいろいろあったので、これらも観ていこうと思う。

 

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