『死は終わりではない』死後の世界が詳細に書かれていてビックリ!
ふと死後の世界について知りたくなり、Amazonで「死後の世界」と検索ワードを入力して本の検索をすると、その中で気になる本がいくつか見つかった。
その中の一つが、『死は終わりではない』という本。
この本は自殺した青年が経験した死後の世界が書かれているんだけど、その内容がビックリするほど詳細に書かれていて、しかも私の中ではすごいしっくり来た。
私たちの多くは「死んだら終わり」だと思っているけど、実はそうではない。
死んで終わるのは私たちの肉体だけで、肉体が死んだ後も意識は生き続ける。
この地球上に存在する姿はあくまでも地球で人生を送るために一時的に借りているだけであって、私たち本来の姿ではない。というか、多分、私たちは本来肉体は持っていない。
地球に生まれて人生を送る意味や目的は、この制約のある世界でいろんなことを経験し、その経験からいろいろなことを学ぶため。
決して偉業を成し遂げたり、何かしらの素晴らしい功績を残すためだけに生きているわけではない。
不幸に思えるような出来事も、死にたくなるような絶望も、それら全てはその経験から何かを学ぶために起こるべくして起こっていることであって、私たちの間違った選択がもたらした結果ではない。
だからこの世でいろんな経験をして迎える死というものは、消えてなくなることではなく、本来の場所へ還るということ。
そしてこの本に書かれてあったことで面白いと思ったのが、死んだ後に私たちは次元を移行するらしいんだけど、その移行の仕方が生前に信じていることだということ。
死んだら三途の川を渡って…という死後を信じている人は死後に三途の川を渡り、
死んだら白い光に包まれて…という死後を信じている人は、白い光に包まれて次元を移行するのだとか。
死んであの世に行った私たちはそこで生前知り合いだった人に会うこともあり、先にあの世を経験している先輩たちにあの世での生き方(生き方というと変な感じに聞こえるけど)をいろいろ教わるらしい。
死後の世界はこの世とは全く違う世界のようだけど、死んでからも決して「無」ではなく、いろんなことをやっているのだなぁと思った。
死にたいとは思わないけど、死後の世界を知ったら早くその世界を経験してみたいなという気持ちにはなる。
そう考えると死ぬのはあまり怖くないし、誰か身近な人が死んだとしても、サヨナラじゃないって分かっているから悲しみも乗り越えられそうな気がする。
私たちは未知のものに対して恐怖を抱くから、死に対しても恐怖を抱いているのだと思う。
だから死というものがどんなものか分かると、死への恐怖はなくなる。