昔は到底理解できなかったことを今やっているという事実
私は昔(といってもたった数ヶ月前だけれど)、掃除が嫌いだった。
さすがに汚部屋ではなかったけれど、掃除機をかけるのは2、3日に1回、髪の毛やホコリが気になるからしょうがなく…という感じで掃除をしていた。
そんな性格だったから、キッチンの壁とか排水口とか玄関とか、こういう場所は結構汚れが溜まっていた。
前の家は引っ越すときの部屋の掃除がめちゃくちゃ大変だった。(特にキッチンの油汚れ)
たまにテレビとかで綺麗好きな人を見ると、「よくそんな毎日毎日こまめに掃除ができるなー」と思っていたし、そんなに掃除をマメにすることがズボラな私には到底理解できなかった。だってめちゃめんどくさいやん!
ところがシンプルライフを送るようになってから、毎日の掃除が当たり前になった。
それどころか、日に日に掃除の範囲が増えていっている。
今毎日掃除している場所は、
- トイレ
- 洗面所
- キッチン(壁、コンロ周り、換気扇、シンク※排水口含む)
- 部屋
- 玄関
の合計5箇所。
キッチンの壁とか換気扇は最近毎日掃除するようになったんだけど、理由はラクだから。
油汚れは時間が経てば経つほど落としにくくなるので、「それなら毎日掃除してリセットした方がラクなんじゃない?」という考えに至った。
毎日掃除していると汚れもそんなにないから、壁や換気扇を掃除するとはいっても5分程度ですぐに終わる。
汚れをためて時間をかけて掃除するくらいなら、毎日5分費やして掃除する方が絶対ラク。
それにキッチンが綺麗だと料理していても気持ちが良い。
掃除をラクにするために掃除をこまめにするっていうのもあるけど、やっぱり一番は綺麗なのが気持ち良いから。
綺麗な状態が当たり前になると、特に意識しなくても料理の合間や後にサッと掃除するようになる。
料理をしながら洗い物をしてキッチンも綺麗に片付ける
こういうことを出来る人を「スゴイ手際がいいなー(私には無理だなー)」なんて思っていたけど、気付けば自分がそうなっていた。
きっと掃除や料理って「やらなきゃ!」とか「頑張ろう!」と思っても出来ないものなんだろうな。これらのことを当たり前に出来る人って、それが好きだからやっている。
好きだから全然苦にならないし、めんどくさいなんて思わない。(やらない方が気持ち悪い)
自分は持ち物が少ない方だと思っていたけど、その持ち物をどんどん断捨離していった結果、掃除が好きになって料理が好きになって、スイーツ作りが好きになってパン作りまで楽しむようになった。
余計な持ち物や考えを一つずつ手放していくと、人間って自分でもビックリするほど変わるんだなぁ。