こんなにも!驚くべき砂糖の種類とその違い
料理やスイーツ作り、パン作りにハマるようになってから砂糖の種類がいろいろあるということを知った。
私はきび砂糖が好きで基本的にはこれを使ってるんだけど、種類によってそれぞれ特長がある。
今日は覚書として砂糖の種類と使い分けについて書いておこうと思う。
【砂糖の種類】
- 上白糖
- グラニュー糖
- 黒糖
- きび砂糖
- てんさい糖
- 三温糖
上白糖
さとうきびやてんさいを原料とし、不純物を取り除いて結晶化し転化糖を加えられたもの。
精製の段階でミネラル分が取り除かれるので栄養分はないが、色・味ともにどんな料理にも使いやすいのが特長。
グラニュー糖
途中までは上白糖と同じ作り方。最後に転化糖を加えないのがグラニュー糖。
転化糖を加えることでしっとりするので、上白糖はしっとりしているけどグラニュー糖はサラサラしている。
上白糖と同様、どんな料理にも使いやすいのが特長。
黒糖
黒糖は上白糖よりも精製度が低いので、不純物が多く含まれる。
そのためミネラル分や甘みが強いのが特長。
精製度が低いので色も濃く、味もさとうきびの味が残っている。
きび砂糖
最低限の不純物だけ取り除いたのがきび砂糖。上白糖と黒糖の間って感じ。
黒糖ほどクセがないけど、上白糖に比べるとコクがある。
薄い茶色をしていてサラサラしているのが特長。
上白糖のように精製されていないので、ミネラル分は豊富に含まれる。
てんさい糖
さとうきびではなくてんさいと呼ばれる大根から作られている砂糖。
ミネラル分は除去されずに作られているので、色は茶色でミネラル分は豊富。
大根から作られているので、体を温める効果もあるらしい。
また、オリゴ糖も含まれるので腸内環境を整えるのに最適。
甘みは控えめになっているので、上白糖と同じ量を使っても甘みに違いが出る。
三温糖
上白糖やグラニュー糖を作るときに精製した糖蜜をカラメル化して作られたもの。
栄養素については上白糖とあまり変わらないが、甘みが強くコクがあるのが特長。
これだけの種類の中から私がきび砂糖を選んだのは、ミネラル分が豊富でコクがあるところ。上白糖に比べるとスイーツ作りのときなどはきび砂糖の味が若干邪魔してしまうことはあるけど、やっぱりどうせ使うなら栄養分が含まれているものの方がいい。
それに上白糖のしっとりしたところが私はちょっと使いにくさを感じるので、サラサラとしているきび砂糖が使いやすくて好き。
きび砂糖はコクもあるから煮物などの和食との相性はバッチリ☆
今後使ってみたいなと思っているのは大根から作られたてんさい糖かな。